ブラックロック、イーサリアムETFの新たな申請書(8-A12B)を提出

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●ブラックロック8-A12B書類を提出

世界最大の資産運用会社ブラックロック、及びインベスコ・ギャラクシーは9日、それぞれのイーサリアム現物ETF(上場投資信託)について新たな申請書(8-A12B)を米SEC(証券取引委員会)に提出した。

ETFの取引開始には、「19b-4書類」と「S-1書類(新規株式公開:IPO)」の2つの承認が必要である。5月24日には、取引所側からの申請である「19b-4書類」が承認された。

発行会社であるブラックロックは6月22日、SECにイーサリアム現物ETFの証券申告書(S-1)の修正版を提出し、現在審査が進行中である。

今回提出された「8-A12B書類」は「証券取引所上場登録書」として知られ、取引所に上場する有価証券を登録するために発行会社が提出する。

この書類は、特定の証券が証券取引所に上場するための法的要件を満たすものである。通常、S-1書類と19b-4書類が承認された後に、上場プロセスを完了させるために提出されるが、正確な順序は上場の具体的な状況によって異なる。

●発売はいつ?

一部のアナリストは、イーサリアム現物ETFに対して、今週末までにSECから承認判断が下る可能性があると見ており、7月15日の週にも発売される可能性があると述べている。

ビットワイズ(Bitwise)の最高コンプライアンスオフィサー(CCO)であるキャサリン・ダウリング氏は9日、ブルームバーグとのインタビューで「イーサリアム(ETH)現物ETF発行会社と米国証券取引委員会(SEC)は、修正案ごとに問題を解決しており、承認に向けた最終段階に近づいている」と述べた。

ビットワイズは6月4日にETH現物ETFの証券申告書(S-1)の修正案を提出していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://coinpost.jp/?p=543953

CoinPostに掲載された記事を、許可を得て転載しています。

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