トランプ前米大統領、25-27日開催予定のBTCカンファレンスに出席の意向
13日にペンシルバニア州の集会で銃撃事件に遭ったドナルド・トランプ前米大統領が、テネシー州ナッシュビルのビットコイン(BTC)会議での講演を引き続き約束した。
同イベント主催者の1人でビットコイン・マガジンのCEO(最高経営責任者)でああるデビッド・ベイリー氏がトランプ氏の参加を確認し、出席者に対し前大統領の健在を保証した。
ベイリー氏はXへの最近のポストで、トランプ陣営と個人的に話をし、出席の確認を得たことを明らかにした。
「トランプ氏は健在で、ナッシュビルで皆に会い、世界中に伝わるスピーチを行うことを楽しみにしている」と同氏は記した。
●トランプ氏、ナッシュビルのビットコイン会議で講演
トランプ氏は11日、25-27日に開催される同会議での講演を約束した。
同氏は、同イベント最終日の27日に基調講演を行う予定だ。
ペンシルバニア州バトラーでの集会中に暗殺未遂が発生し、トランプ氏が壇上に登った際に身元不明の人物が銃撃した。
トランプ氏は素早く反応して耳を抑えて身を隠し、シークレット・サービスのエージェントがすぐに身を挺して同氏を守った。
前大統領はこの事件から無事に脱出し、トランプ陣営の公式の広報担当者は同氏が現地施設で診察を受けているとして人々を安心させた。
トランプ陣営の公式の広報担当者は、同氏は無事で、現地施設で治療を受けていると語った。
広報担当者のスティーブン・チャン氏は声明の中で、「トランプ大統領は、この凶悪な事件への迅速な対応について、警察とファースト・レスポンダーに感謝している」と述べた。
この暗殺未遂は、予測市場にも即座に影響を及ぼす結果となった。
イーサリアム(ETH)基盤の予測市場であるポリマーケットのデータによると、この事件を受けて、次の選挙でトランプ氏が勝利する確率が60%から68%に上昇し、ジョー・バイデン氏の再選確率は30%から15%に下落した。
結果として、トランプ氏は予測市場において明らかに優勢となり、全体の確率は70%となった。
バイデン氏は勝利確率15%で後れを取り、カマラ・ハリス副大統領は確率9%となった。
●トランプ氏、暗号資産に対する姿勢を変更
注目すべきことに、暗号資産(仮想通貨)に対するトランプ氏の姿勢は、時とともに変化している。
同氏は以前ビットコインを「詐欺」だと批判していたが、最近はその態度を変えている。
同氏は6月14日、大統領に選ばれればバイデン政権の「対暗号資産戦争」を終わらせると宣言した。
また、トランプ氏は以前、バイデン氏の暗号資産に対する厳しい姿勢を批判し、米国は暗号資産業界のリーダーを目指すべきだと強調した。
報道された通り、ハリス・ポールが実施した調査によると、米国の有権者の3人に1人が投票先を決める際に暗号資産に対する候補者の姿勢を考慮している。
暗号資産ベンチャー・キャピタル大手のパラダイムが行った別の調査では、24年米大統領選のトランプ氏の支持率が、暗号資産コミュニティからの大きな支持を得ていることが明らかになった。
1000人の登録有権者を対象としたこの調査では、暗号資産保有者の48%が前大統領のトランプ氏に、39%が現大統領のジョー・バイデン氏に投票する予定であることが明らかになった。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/donald-trump-to-attend-bitcoin-conference.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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