１８日午前９時１５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９９６円前後（過去２４時間比３．７％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５２万７０００円前後（同３．８％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝９８円台前半（同６．６％高）となっている。

　１７日の主要な暗号資産は午前中まで堅調に推移したが、午後から軟化した。ビットコインは昼前に６万６０００ドル台を回復したが、午後になって上げ幅を縮小。夜に６万５０００ドル割れでいったん下げ渋る場面があったものの、１８日未明から再び下値を探り、一時６万４０００ドルを割り込んだ。一方、ＸＲＰは逆行高。昼すぎに上昇が一服したものの下値が限られ、その後はしっかりした展開となった。

　米半導体株安でＳ＆Ｐ５００指数やナスダック総合指数が大きく下落したため、リスクオフの売りが優勢となったもよう。このほか、トランプ前米大統領が大統領選に勝利した際に暗号資産に否定的とされるＪＰモルガンのダイモンＣＥＯ（最高経営責任者）を財務長官に起用することを検討しているとも報じられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）