「アジアのマイクロストラテジー」メタプラネット、2億ドル相当のBTCを追加購入

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 よく「アジアのマイクロストラテジー」と言及される日本の公開会社メタプラネットは7月16日に新たに一連のビットコイン(BTC)を取得した。

 同社は1コインの平均価格914万円(5万7600ドル)で2億円(140万ドル)に相当する21.88BTCを追加購入した。

 記事投稿時、最近の獲得で合計225.611BTC準備金は1457万ドルになった。16日早く、首位の暗号資産(仮想通貨)は6万4599.2ドルで取引されていた。

 今回の追加購入は7月8日の42.466BTCの獲得に続く。当時、この購入は4億円(250万ドル)に相当した。

 メタプラネットは4月以降、着々とBTCを購入し、BTCを戦略的な準備資金にしている。資金にBTCを追加する同社の理由は弱い日本円からの多角化だ。

 特に、日本で円は低金利に打撃を受けている。結果、メタプラネットは経済困難に対し回復力を持つため、暗号資産をインフレに対するリスク回避と見なしている。

 「メタプラネットは日本の困難な経済状況を乗り切るため、財政活動を急速に調整し、同時に、現地で資産管理における企業革新の前例を作っている」と同社は5月に言及した。

 さらに、メタプラネットはポートフォリオにBTCを追加した後、5月に158%急騰し、日本の株式で上位の値上がり株として浮上した。

・メタプラネットはマイクロストラテジーを真似する

 「アジアのマイクロストラテジー」のBTCの買い集めはBTCの最大保有企業であるマイクロストラテジーの買い集めと似通っている。

 メタプラネットは幅広い資本市場の手段を採用する意図を5月13日に声明で発表した。同社はマイクロストラテジーの手法をまねし、BTC準備金を増加させるつもりだ。

 現在、メタプラネットは東京証券取引所に上場しているが、米投資家のアクセスは制限されている。しかし、セキュリティトークンプラットフォームSTOKRの共同創設者アルナブ・ナスカー氏によれば、BTCレイヤー2ネットワークのリキッド上でメタプラネットの株をトークン化する計画が進行中だ。

 マイクロストラテジーのように、BTC保有企業数社は報酬を得始めた。Saylortrackerが集約したデータによれば、現在、マイケル・セイラー氏の同社の合計査定額は140億ドルを超えている。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/metaplanet-buys-additional-21-88-bitcoin.htm

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