ブラックロックがイーサ現物ETFの手数料を0.25%に設定、来週ローンチか

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 ブラックロックは、イーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)の手数料を0.25%に設定し、来週にもローンチする可能性を示した。

 17日に提出されたブラックロックのS―1登録書によると、手数料はファンドの純資産価値の年率0.25%で日々計上され、少なくとも米ドル、現物、またはその両方で四半期ごとに支払われるという。

 ブラックロックは当初、iシェアーズ・ビットコイン・トラストが最初の1年間または純資産額が25億ドルに達するまで0.12%の手数料で取引を開始した手法に倣い、ローンチ時に手数料を免除する計画であった。

●フランクリン・テンプルトン、イーサ現物ETFで最も低い手数料を設定

 他の企業もS―1登録書を修正し、手数料と免除期間を提案している。フランクリン・テンプルトンは最も低い手数料0.19%を課す計画で、ビットワイズとヴァンエックのETFは0.20%となる予定。21シェアーズ・コア・イーサリアムETFは0.21%、フィデリティとインベスコ・ギャラクシーはブラックロックと同じ0.25%とする予定だ。

 ビットワイズ、フィデリティ、フランクリン・テンプルトン、21シェアーズ、ヴァンエックの5つの発行企業は、ローンチ時に手数料を免除することを提案している。ヴァンエックは最初の12ヶ月間、または純資産額が15億ドルに達するまで手数料を免除する。

 ビットワイズは6ヶ月間、または純資産額が5億ドルに達するまで免除期間を設け、フランクリン・テンプルトンは25年1月31日まで、または100億ドルの基準値を設定している。フィデリティの免除期間は25年1月1日までで、その後の手数料は0.25%に引き上げられる。

 一方、グレイスケールはイーサリアム現物ETFの手数料を2.5%に据え置いたが、新たに承認されたイーサリアム・ミニ・トラストには0.25%の手数料を設定している。このトラストには、グレイスケールのイーサリアム現物ETFから資金の10%が充てられる予定だ。

●ブラックロック・テンプルトン・ヴァンエックが暫定承認を受けたと報道

 報道によると、ブラックロックとフランクリン・テンプルトン、ヴァンエックはすでに米SEC(証券取引委員会)から暫定承認を受けたという。

 ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、22日の取引終了後にS−1登録書が承認され、イーサリアム現物ETFは23日に取引を開始すると予想している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/blackrock-sets-fee-for-spot-ethereum-etf-at-0-25-launch-expected-next-week.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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