暗号資産取引企業ウィンターミュート、oneZeroネットワークにCFDを追加
暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引会社ウィンターミュート・アジアはoneZeroネットワークに現物型商品と差金決済取引(CFD)商品のアクセスを追加した。
CFDはウィンターミュートのオーバー・ザ・カウンター(OTC)取引のデリバティブ商品への新たな追加で、3月にローンチされたとウィンターミュート・アジアは話した。取引高は著しく成長し、6月までに3倍以上になったと同マーケットメーカーは話した。
CFDはデリバティブ商品の一種だ。CFDは市場価格の将来の方向性を推測するために利用される。
oneZeroネットワークは銀行や金融機関が利用する取引技術ネットワークだ。
・暗号資産CFDはリスク回避
「24年の市場の勢いと暗号資産採用の着実な成長は暗号資産取引に対する関心を高めた。リターンを高め、リスクを回避するために、暗号資産CFDのような清算済みOTCデリバティブの導入によって、部分的に関心が強まった」とウィンターミュートのCEO(最高経営責任者)エフゲニー・ゲイヴォイ氏は話した。
市場の変動から投資を守るために、CFDを利用し、リスク回避を選択する投資家もいる。これは損失の可能性を部分的に緩和するために、CFDで投資したポジションと反対のポジションを取ることが関与する。
「一流のリクイディティ・プロバイダーを求めて、従来の為替市場参加者の銀行や仲介業者がこの業界に参入する著しい流入があった」とゲイヴォイ氏は話した。
ウィンターミュートは複数の通貨の担保サポートを導入し、取引相手がCFD取引の信用取引委託保証金として、あらゆる暗号資産や法定通貨を支払うことを許可したと話した。
・ウィンターミュートは暗号資産上場投資信託(ETF)にリクイディティを提供
5月、ウィンターミュートは新たにローンチされた香港現物型ビットコインETFとイーサリアム(ETH)ETFにリクイディティとサポートを提供していると話した。
同マーケットメーカーは香港認可のデジタル資産プラットフォーム2社、OSLデジタル・セキュリティーズとハッシュキー香港交換所にリクイディティを提供している。
24年初期、ウィンターミュートは暗号資産交換所にとって困難な一年の最中、23年のOTC取引高の400%の増加を報告した。ウィンターミュートのOTC取引は、市場の低迷にもかかわらず、4倍に急増したと話した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/crypto-trading-firm-wintermute-adds-cfds-to-onezero-network.htm
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