トランプ前米大統領、第4弾のNFTコレクション販売を示唆

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 米共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏は、「大成功」となった前回のコレクションに続き、4つ目のNFT(非代替性トークン)コレクションの販売を計画している。

 トランプ氏は16日、ブルームバーグとのインタビューで、暗号資産(仮想通貨)は前回のNFT販売における支払い方法の80%を占めたと語った。NFTのほとんどすべてが暗号資産で支払われ、「驚いた」と同氏は述べた。

 トランプ氏は、「信じられなかった。NFTは大成功だった。1年の販売期間があったが、1日で完売した」と述べた。

 さらに、人々の要望を受けて、近いうちに新たなNFTを販売すると述べた。

 「これまで3回販売したが、もう1回コレクションを出すかもしれない。なぜなら、多くの人たちが望んでいるからだ。信じられないほどの熱意だ。素晴らしい」

 トランプ氏は以前、マー・ア・ラゴで開催された自身のNFT保有者向けの食事会で、4つ目のNFTのリリースを予告していた。しかし、リリース時期については言及せず、「供給と需要を信じている」と語っていた。

 同氏は新たなNFTについての発言を行う1日前、ビットコイン(BTC)支持者のJ・D・バンス氏(共和党、オハイオ州)を副大統領候補に選出していた。

●トランプ氏、「米国は世界の暗号資産・NFT競争で主導権を握るべきだ」

 トランプ氏はまた、他国、特に中国が参入する前に米国が暗号資産分野で主導権を握るべきであると主張した。

 「もしわれわれがやらなければ、中国が手を伸ばし、手に入れるだろう。あるいは他の誰かが手に入れるかもしれない。しかし、最も可能性が高いのは中国だ。中国はこの分野で非常に進んでいる」と同氏は述べた。

 さらに、米国は暗号資産に関して「優れた基盤」を持っていると指摘。暗号資産とNFTはまだ初期段階にあるが、他の国にこの分野を支配させるようなことはしたくないと述べた。また、同氏は「一流の」業界人と知り合ったという。

 以前はこの資産クラスに対してネガティブな見解を示していたトランプ氏だが、ここ数ヶ月でこの業界を支持し始めた。同氏は暗号資産での寄付を受け入れ、その額は前四半期で300万ドルに達した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/donald-trump-teases-fourth-nft-collection-release.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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