<今日の仮想通貨市況>堅調、「米国をビットコインの超大国に」とトランプ氏

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 29日午前9時20分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1062万円前後(過去24時間比2.1%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=50万8000円前後(同2.0%高)、XRP(XRP)が1XRP=93円台前後(同1.9%高)となっている。

 前週末の主要な暗号資産は底堅く推移した。前週は上値の重い展開となったが、週末26日に戻りを試した。ビットコインは27日明け方に6万8000ドル台を回復するなど下げを取り戻すと深夜には6万9000ドル台まで上昇。その後は利益確定売りが優勢となって伸び悩んだが、6万7000ドルちょうど近辺で下げ止まり、29日明け方にかけて強含んだ。

 トランプ前米大統領が米国をビットコイン超大国にすると表明したことが話題となっている。トランプ氏は27日に開催されたビットコインのカンファレンス「ビットコイン2024」に登壇し、「米国が暗号資産の首都になるための計画を示す」などと述べたほか、自身が米大統領選で再選した際にはSEC(米証券取引委員会)のゲンスラー委員長を解任するとも述べている。

(イメージ写真提供:123RF)