２５日午前９時１５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９２０万円前後（過去２４時間比１．４％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３７万９０００円前後（同０．１％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８４円台半ば（同０．９％高）となっている。

　２４日の主要な暗号資産は売り買いが交錯し、方向感なくもみ合った。ビットコインは午前中に６万３０００ドルを割り込む場面があったが、昼すぎから持ち直し、夕方にかけて６万４０００ドル手前まで上昇。その後、再び売りに押され、６万３０００ドルを割り込んだが、下値の固さも意識され、２５日未明から朝方にかけて切り返し、直近の高値をうかがう展開となっている。前週のＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）による大幅利下げに加え、中国でも追加利下げを発表し、世界的な金融緩和のサイクルがリスクオンの買いを誘っているとの見方がある。

　２４日は、金融庁がゲーム会社などがゲーム内トークンとして使われる暗号資産を扱いやすくする仕組みづくりを始めると報じられている。豪州では、金融サービスのライセンスを暗号資産関連企業も取得を義務付ける見通しとも伝えられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）