２７日午前９時２０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９４６万円前後（過去２４時間比３．４％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３８万３０００円前後（同２．４％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８５円台後半（同１．６％高）となっている。

　２６日の主要な暗号資産は切り返しの動きとなった。ビットコインは朝方に６万３０００ドルを割り込んだあと押し目買いなどに支えられて反発すると、そのまま順調に上値を追い、２７日未明には６万５０００ドル台後半と、約２カ月ぶりの水準まで上昇した。その後は利益確定売りが上値を抑えたが、朝方の時点では６万５０００ドル台を維持するなど底堅い。

　２６日には金融庁が５月に４８２億円相当のビットコインを流出させたＤＭＭビットコインに対して資金決済法に基づく業務改善命令を出した。原因究明や管理体制の強化、責任の明確化を指示し、１０月２８日までに業務改善計画を報告するよう求めている。

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