１６日午前９時１５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９９８万円前後（過去２４時間比１．１％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３８万８０００円前後（同１．３％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８０円台後半（同１．５％安）となっている。

　１５日のビットコインは底堅く推移した。利益確定売りに上値を抑えられて伸び悩んだが、６万５０００ドル台を維持するなど下値は限られた。深夜になって買いが強まり、一時６万７０００ドル台を回復。円ベースでは１０００万円に乗せる場面があった。いったん上げ幅を縮めたが、１６日明け方にかけて持ち直し、朝方の時点では６万７０００ドルの攻防となっている。一方、イーサリアムやＸＲＰはやや上値が重い。

　ＥＶ大手のテスラ＜ＴＳＬＡ＞が保有する７０６億ドル相当のビットコインを未確認のウォレットに送金したとして、同社がビットコインを売却している可能性が高いと報じられた。このほか、ＸＲＰを管理するリップル社が独自のステーブルコイン「ＲＬＵＳＤ」のローンチに向けて上場取引所を発表したことも話題となっている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）