アクシー・インフィニティ、NFT、他のプロジェクトはフィッシング攻撃の被害者に

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  Play to Earn(P2E)「アクシー・インフィニティ」を含む複数の大規模NFT(非代替性トークン)コレクションと暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのメッセージングプラットフォーム「ディスコード」のサーバーは不正アクセスされ、攻撃者はNFTミントと思わせるフィッシングリンクを発行した。

 ブロックチェーンセキュリティ企業ペックシールドによれば、他に影響を受けたプロジェクトは人気NFTコレクション「ムーンバード」と「プルーフ」、仮想スニーカー会社「アーティファクト」、決済ネットワーク「ミームランド」、ソーシャルグラフ・プロトコル「サイバーコネクト」、その他を含む。

 アクシー・インフィニティはディスコードサーバーが不正アクセスされたと認めた。

 「アクシーのメインサーバーにインストールされていたMEE6ボットの不正アクセスがあった」とアクシー・インフィニティは話した。「攻撃者はJiho(アクシーの共同設立者ジェフ・ザーリン氏)の偽アカウントに許可を追加するためにボットを利用し、その後、ミントについての偽の発表を投稿した」。

 チームは偽の発表を削除したと言及し、「サプライズミントは決して行わない」と付け加えた。

 また、他のプロジェクトも攻撃を認め、幅広く利用されているMEE6ディスコードボットが不正アクセスされた可能性があると推測している。

 「MEE6ボットが不正アクセスされているようだ。私たちのディスコードでリンクをクリックしないでください」とミームランドはツイッターで話した。

 しかし、MEE6チームはボットが不正アクセスされたという主張を否定しているようだ。報道によれば、「MEE6は不正アクセスされたことはなく、されておらず、されることはない」とチームメンバーはディスコードで話した。

 ウェブサイトによれば、MEE6ボットにより、ユーザーは自動的に役割を与え、削除し、現在のチャンネルやユーザーのダイレクトメッセージでメッセージを送る指示を作成することができる。

 一方、攻撃はどの管理者アカウントが不正アクセスされたか分からないようにするため、管理者アカウントに不正アクセスし、MEE6の機能を利用したフィッシング詐欺が関係していると、偽名のNFT教育者かつディスコードのセキュリティ監査人Skitsは主張した。

 「まず、管理者アカウントをハッキングする。次に別のアカウント管理権限を与えるために、MEE6からリアクションロール機能を作成する」とSkitsは話した。「この方法を利用し、不正アクセスされた管理者アカウントがどれかを隠している間に、ウェブブックのメッセージを送ることができる」。

 また、Skitsは攻撃者間の会話であると思われるスクリーンショットを共有した。「大規模グループ」のようであり、詐欺師のひとりは100万ドル以上盗んだことを認めている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/axie-infinity-nft-and-other-projects-fall-victims-of-a-phishing-attack.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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