イーサリアムのRopstenテストネット、PoS移行に向けて6月に「統合」
メインネットに展開する前にブロックチェーン開発テストを許可するイーサリアム(ETH)のRopstenパブリックテストネットは、ETHメインブロックチェーンでプルーフ・オブ・ステ―ク(PoS)コンセンサスに移行するために、6月8日に「The Merge」を実行する見通しである。
ETHデブオプスのエンジニアParathi Jayanathi氏は月曜日にRopstenテストネットMergeコンフィギュレーションコードのプルリクエストを提出し、コード導入の準備ができていることを示唆している。
The Mergeは現在のETHメインネットがビーコンチェーンPoSシステムに統合される際のETH待望の更新である。
これまでのところ、統合がどのように機能するか調査するための複数のテストが行われている。4月、ETH開発者は移行がシャドーフォークでどのように機能するか試験を開始した。
最終チェックのひとつは統合がETHにメインパブリックテストネットでどのように機能するかのテストである。Ropstenパブリックテストネットは同様のネットワーク構造に従い、開発者に稼働中の設定でテストを可能にするため、ETHメインネットの最善のレプリケーションと考えられている。
Ropstenパブリックテストネットは2段階で統合を実行する。まず、5月30日に予定されているコンセンサスレイヤーのジェネシス版が作成される。その後、Ropstenテストネットは統合を実行する。
「22年後半に、Ropstenの統合はETHメインネット統合でテストの画期的な出来事となる」とETHの中核コード開発者プレストン・ヴァン・ルーン氏はPrysmatic Labsで話した。
4月中旬、統合は「6月から数か月後」の見通しであるとETH開発者ティム・ベイコ氏は話した。「確定した日程ではないが、間違いなくETHのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)の最終章にいる」と付け加えた。
コインゲッコーによれば、協定世界時7時15分、ETHは約1945ドルで取引され、過去24時間で3%、先週に6%、4月に36%下落した。さらに、同コインは21年11月に記録した史上最高値4878ドルから約60%下落している。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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