オープンシーの新マーケットプレイスプロトコル、NFTの「ユニスワップ・モーメント」になる可能性

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 人気の非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス「オープンシー」は誰でも新しい、分散型NFTマーケットプレイスの設定ができる新しいプロトコルを発表した。コミュニティメンバーから判断すると、同プロトコルはNFTの「ユニスワップ・モーメント」になる可能性がある。

 シーポートと呼ばれる新しいプロトコルの最初のイテレーションはすでにオープンシーが製作済みだが、誰でも構築することができるとオープンシーは強調した。報道によれば、プロトコルはNFT決済の新しい方法、取引基準、ガス代を減らすために不必要な転送を削除する新たな技術を含む数多くの新しい機能がある。

 さらに、プロトコルは「チップの支払い」を許可し、他のインターフェースの開発者が自身のプラットフォームの手数料を請求するために利用することができるとオープンシーは話した。

 新プロトコルの重要な側面はオープンシーに管理されていないことで、誰でも利用することができる無料のオープンリソースになるということだ。

 「中核のスマートコントラクトはオープンソースで、コントラクト所有者、アップグレードの可能性、他の特別な特権はなく、本質的に分散型である」とオープンシーは発表で話した。

 22年3月、イラン人ユーザーは事前の通知なく、同プラットフォームから禁止されたことに苦情を申し出、オープンシーは中央集権型の方法で運営していることでユーザーに批判された。当時オープンシーは、米拠点企業は米制裁措置規制を遵守する必要があると言い、自社を弁護した。

 しかし、人気のNFTコミュニティメンバーatareh.ethは分散型交換所ユニスワップが20年に「分散型金融(DeFi)の夏」を始動させた方法に言及し、これはNFTの「ユニスワップ・モーメント」になると考えていると話し、現在、同コミュニティは喜んでいるようだ。

 「おそらく、他のNFTの夏がすぐに来る・・・」と同ユーザーは記載した。

 また、同ユーザーは新プロトコルがどのように機能するかについて深く掘り下げ、他人とのNFTの取引や誰が取引相手になれるかという特別な基準を設定するさらに進化した機能も開発すると説明した。

 オープンシーは17年に設立され、18年の暗号資産(仮想通貨)弱気市場の間に発展した。長い間NFTの独占的な市場であるが、次第にルックスレアやイーサリアム(ETH)以外のブロックチェーンを拠点としているマーケットプレイスの挑戦を受けている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/openseas-new-marketplace-protocol-could-become-uniswap-moment-of-nfts.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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