「ゴブリン」が「ボアード・エイプ」を追い抜き、過去24時間でトップに

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 グロテクスなクリーチャーをテーマにしたゴブリン・タウンNFT(非代替性トークン)プロジェクトが、人気のNFTプロジェクトであるBAYC(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)を追い抜き、過去24時間の売上高でトップのコレクションになった。

 NFTデータを収集するクリプトスラムによると、同プロジェクトは過去1日間で850万ドル近くの売上を記録しており、(UTC(協定世界時)26日11時15分時点で)前日比1000%弱増加している。

 一方、ユガ・ラボのBAYCコレクションは過去24時間でゴブリン・タウンの約3分の1となる280万ドル強購入されている。現在、ゴブリン・タウンは売上高でトップ、BAYCは第2位である。

 この新プロジェクトのフロア価格も急上昇しており、前日比244%増の1.94イーサリアム(ETH)(3535ドル)に達している。さらに、同コレクションの新規購入者は過去1日間で前日比336%増の1949人となっている。

 ゴブリン・タウンNFTプロジェクトは、トロール、ドラゴン、ウイザード、モスキートなど、あらゆる種類のクリーチャーが登場する1万個のNFTコレクションだ。

 同プロジェクトのドメインはわずか13日前に登録されており、投資家は無料でゴブリンをミントできた。さらに、同プロジェクトのクリエーターは現在非公開で、これらのゴブリンを誰が作成したのかは誰もわからない。同コレクションはウェブサイト上で、このコレクションには「用途、ロードマップ、ディスコード・コミュニティは存在しない」としている。

 注目すべきことに、ゴブリン・タウンNFTは全てCC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)で、このNFTコレクション全体について著作権は留保されていない。そのため、所有者はあらゆる方法で好きなように自身のNFTを商品化できる。

 ゴブリン・タウンNFTプロジェクトの台頭には暗号資産分野の多くの人々が驚き、このコレクションが弱気相場の期待を打ち砕いたと主張する人々もいる。

 一方、同プレジェクトの目覚ましい上昇にもかかわらず、暗号資産分野の一部の人々は、これが「0になる」と主張している。ブロックチェーン新興企業グノーシスでプロダクト・リサーチャーを務めるエリック・コナー氏は、「私の意見では、このくだらないものを買う人は愚かだ。2週間以内に無価値になるだろう」と記している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/goblins-flip-bored-apes-in-24-hours-to-become-the-top-collection.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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