Ｗｅｂ３．０は日本の「経済成長」の機会と岸田総理

2022/05/30 11:21 cryptonews

　岸田文雄総理は国会でＷｅｂ３．０（ウェブスリー）について、経済成長を活性化すると主張し、さらに経済活動重視の法改正が同国で起こりうると示唆した。

　５月２７日、岸田総理は衆議院の予算委員会で次のように発表した、と日本のメディアが報じた。

　「Ｗｅｂ３．０時代の夜明けは（日本に）経済成長をもたらすだろう」

　岸田総理が最近の渡英で「ブロックチェーン、ＮＦＴ（非代替性トークン）、メタバース」についての言及に続き、自民党の小倉将信衆議院議員からの質問に直面した。

　５月初旬に英国にいた岸田総理は新しいサービスの製作を「促進する環境を作り出す新制度改革」について潜在的投資家に話した。このサービスはＷｅｂ３．０関連のインフラを含むと話した。

　小倉議員のこの件に関する明確化の要求に応え、岸田総理は次のように説明した。

　「メタバースやＮＦＴのような新しいデジタルサービスの統合は日本に経済成長をもたらすと確信している。Ｗｅｂ３．０時代に突入すれば、政治的見地からこの環境を断固として促進する必要があると強く感じている」

　さらに、同業界の新興企業を育成することを目指すと首相は付け加え、海外資本を得ることに努めるテクのロジー企業への「支援」を保証し、日本のＷｅｂ３．０界を「投資先として魅力的」にすると誓った。

　このために、政府は新興企業アクセラレーターをローンチし、海外ベンチャー・キャピタルの誘致と公的資本支援の誘致を援助する可能性さえ岸田総理は示唆した。

　現在、税申告で暗号資産関連収益を雑収入と分類している税法の改正を含む積極的な行動で、この主張を裏付けるよう政府に求める動きに与党と与党外の勢力が加わっている。批評家は収益が代わりに譲渡所得税の対象となるシステム、そして定率課税で課税されるシステムに切り替えるよう政府に促している。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

This story originally appeared on cryptonews.com.