新たなテラ・ブロックチェーンが稼働開始

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 市場価値で数十億ドルを失った凄まじい崩壊の後、エコシステムを再出発させるため、新たなテラ(LUNA)ブロックチェーンが27日の延期を経て28日にブロックの生成を開始した。

 同プロジェクトの運営チームは、「きょうがテラ・コミュニティの次の章の始まりだ。私たちの潜在力は限界を知らず、私たちの集団での創造性は栄える可能性がある」と述べた。

 旧チェーンはテラ・クラシックとなり、そのネイティブトークンはルナ・クラシック(LUNC)と呼ばれる。一方で、新たなテラ・エコシステムには旧エコシステムで失敗に終わったテラUSD(UST)のようなアルゴリズム型ステーブルコインは含まれない。報道された通り、一部のアナリストはUST無しの新たなLUNAのバリュープロポジションは何なのかと疑問視し、「思いつく唯一の価値は出口流動性だ」と語っている。

 いずれにせよ、元々のテラ・チェーンのDapp(分散型アプリケーション)の多くが、既に新チェーンへの移行を約束している。

 一方で同チームは、LUNAエアドロップの対象者は、ブラウザ拡張のテラ・ステーションで「Phoenix-1」ネットワークを選択することで新チェーンのウォレット残高を確認できると述べた。

 「ユーザーは流動性のあるLUNAで、テラ・ステーション上で好きなバリデーターにステーキングして報酬を得たり、ガバナンスの決定に参加したり、ローンチ後にDappで利用したり、取引所で取引したりと、様々なことができる」と彼らは付け加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/new-terra-blockchain-goes-live.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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