NFTの盗難被害にあったBored Apesの共同設立者がディスコードに責任を転嫁、非難合戦が始まる
不正利用で200イーサリアム(ETH)(37万8000ドル)相当のデジタル資産が盗まれた後、人気NFT(非代替性トークン)Bored Ape Yacht Club(BAYC)コレクションの共同設立者はディスコートメッセージングプラットフォームを非難したことで反感を買った。
土曜日、同プロジェクトのディスコードサーバーがハッキングされた後、ゴードン・ゴーナー氏はディスコードは「Web3.0(ウェブスリー)コミュニティに有効ではない」とツイッターに記載した。「セキュリティを最優先するより良いプラットフォームが必要だ」と付け加えた。
しかし、何人かの観測筋はインスタント・メッセージSNSを非難するゴーナー氏に素早く食って掛かった。
「ユーザーがだまされ、(ダイレクトメッセージを)開かれ、フィッシングリンクをクリックしたことでディスコードを非難するな」と偽名NFTアナリストOKHotshotは話した。「非難する前にまず同ツールを正しく利用しろ」。
また、どのプラットフォームを選択しても、フィッシング攻撃は起こるとディスコードのセキュリティ開発者キャプテン・プランテンは話し、今後このような出来事が再び起こることを防ぐために、チームは時間をかけ、「多層構造のセキュリティ」を設定するべきだと示唆した。
言うまでもなく、攻撃者が同プロジェクトのコミュニティマネージャー、ボリス・バグナー氏のアカウントに不正アクセスし、公式BAYCと関連メタバースプロジェクトのアザーサイドと呼ばれるディスコードチャンネル両方にフィッシングリンクを投稿した後、ハッキングは起きた。
BAYCの背後にある企業ユガラボは後に不正利用を認め、約200ETH「相当のNFTが影響を受けたようだ」と話した。
とりわけ、過去2カ月で攻撃者がユーザーの資産を盗むために、BAYCのソーシャルアカウントを不正アクセスしたのはこれが少なくとも3回目である。
4月初旬、「ディスコードのウェブフック」が不正アクセスされたと同チームは発表し、ユーザーに何もミントしないように求めた。4月25日、同プロジェクトのインスタグラムアカウントとディスコートサーバーは再びハッキングされた。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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