タグ・ホイヤー、自社スマートウォッチでNFT表示可能に

tagheuer_70710089_s.jpg

 スイスの高級時計メーカーのタグ・ホイヤーが、スマートウォッチのフェイス上にNFT(非代替性トークン)を表示できるようにする新機能を導入し、ウェブ3にさらに深く踏み込んだ。

 この新機能はタグ・ホイヤーのスマートウォッチであるコネクテッド・キャリバーE4に追加され、現在所有している人々は、アップルのアップストアやグーグルのプレイストアを通じた無料アップデートでこの機能を追加できる、と同社はブログ上で発表した。

 「認証済みNFTは六角形で表示され、画像の周囲には粒子の雲が漂う。NFTには静止画のものもアニメーテッドGIFのものもある。タグ・ホイヤーのウォッチフェイスはこれらのフォーマットに細かく対応し、アニメーションは無限ループする」と同社は述べた。

 同社は、ペアリングしたスマートフォンを通じて複数のNFTを時計に移動させることができ、3種類のデザインからデジタル資産の表示方法を選択できると付け加えた。スマートウォッチの丸い画面に合わせて画像のサイズを変えることも可能だ。

 ウォレットに接続し、メタマスクやレジャーライブなどのブラウザウォレットに保管されたNFTを表示することも選べる。

 注目すべきことに、タグ・ホイヤーはBAYC(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)やクローンXなどの人気NFTプロジェクトの主要なコミュニティ・メンバーとも協力している。

 一方で、タグ・ホイヤーが暗号資産分野に進出したのは今回が初めてではない。LVMH(LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)傘下の時計メーカーである同社は、5月中旬に暗号資産決済プロバイダーのビットペイとの提携を発表していた。両社はビットコイン(BTC)ビットコインキャッシュ(BCH)、ドージコイン(DOGE)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、シバイヌ(SHIB)、複数の米ドルペッグ型ステーブルコインなど、決済オプションとして12種類の暗号資産への対応を開始していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/tag-heuer-to-allow-users-to-display-nfts-on-their-smartwatches.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて