イーロン・マスク氏があおったドージコインの反発は下落で終わる

2022/06/21 10:41 cryptonews

　ドージコイン（ＤＯＧＥ）は週間利益を手放さないようもがいているが、マスク氏の最新の情報操作に続き、下落している。

　６月１９日は人気ミームコインにとって素晴らしい日となった。テスラとスペースＸのイーロン・マスクＣＥＯ（最高経営責任者）が同暗号資産（仮想通貨）の支援と購入を継続すると話した後、価値が高騰した。

　ある時点では、時価総額１１位の同コインは２４％上昇し、１日の最低価格約０．０５０１ドルから比較的高値の０．０６２２ドルに上昇した。しかし、それ以来、同コインは下値で取引されている。

　協定世界時月曜日午前８時１２分、ＤＯＧＥは０．０５８ドルで取引されている。１９日にわたり５．４％上昇し、週間で９％下落。また、月間で３１％、年間で８０％の下落である。

　マスク氏が「ＤＯＧＥの支援を継続する」とツイートした後、短い反発があった。あるユーザーが「じゃあ買い続けろ」と返答した後、マスク氏は「そうする」と主張した。

　億万長者が自身のツイートでＤＯＧＥの価格に明らかに影響を与えていえるとして２５８０億ドルの訴訟を起こされ、マスク氏の最近の繰り返すＤＯＧＥへの支援があった。

　ニューヨークで原告キース・ジョンソン氏が、マスク氏と同氏の会社テスラとスペースＸは同ミームコインの価格をつり上げるために「マルチ商法」を行っているとして訴訟を起こした。

　「（マスク氏、テスラ、スペースＸは）１９年以降、ＤＯＧＥに価値がないことを認識しながら、取引で利益を上げるためにＤＯＧＥを販促した。収益、露出、娯楽を目的として、ＤＯＧＥのマルチ商法を運営、操作するため、マスク氏は世界一の富豪として、自身の地位を利用した」と訴状に書かれている。

　ジョンソン氏は法廷に被害として８６０億ドル、「３倍損害賠償の１７２０億ドル」を求めている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

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