ソーシャルメディア大手メタ、NFT倍増目指しメタバース用ウォレットを開発

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 ソーシャルメディア大手のメタが、NFT(非代替性トークン)の試験を拡大しフェイスブックやインスタグラム上のクリエイター向けの新機能を立ち上げる中、メタバース用ウォレットに取り組んでいる。

 メタのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は22日、「あらゆるメタバース体験にサインインでき、購入したもの全てがそこにあることが理想だ。長い道のりだが、こうした相互運用性は人々により良い体験を、クリエイターにより大きな機会をもたらすだろう」と述べた。同氏はまた、フェイスブックペイをメタペイに改称したと発表した。

 同氏によると、「将来的には、作成したり購入したいと思うあらゆる種類のデジタルアイテムが生まれるだろう。特にこれらのアイテムを異なるサービス間で持ち運びたい場合は、所有権の証明が重要になる」という。

 また、メタは、フェイスブックやインスタグラム上でクリエイターが収益を得る方法を拡大し、サブスクリプション、バッジ、有料オンラインイベント、ブルティンに手数料を課さないという約束を24年1月1日まで延長すると発表した。

 同社は、より多くのグローバルなクリエイターと「追加のいくつかの国々」でインスタグラム上でのデジタル・コレクタブルの試験が利用可能になるとした。

 「後日、米国の一部のクリエイターにフェイスブック上でこの機能を公開した後、クリエイターとコレクターはフェイスブックとインスタグラムでデジタル・コレクタブルを共有できるようになる。間もなく、スパークARとインスタグラム・ストーリーズでのNFT試験も開始する予定だ」と同社は付け加えた。

 「メタバースを構築する中で、ウェブ3技術やNFTのようなデジタル・コレクタブルに投資することは、クリエイターへの長期的なコミットメントの一環として重要だ」と同社は述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/meta-develops-metaverse-wallet-as-social-media-giant-doubles-down-on-nfts.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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