シバイヌがステーブルコイン計画を発表、ドージコインはラスベガスに登場

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 犬をテーマにした有名なミームコインのシバイヌ(SHIB)とドージコイン(DOGE)が勢いづくかもしれない。前者は一連の新製品でエコシステムの拡大を計画しており、後者はボーリング・カンパニーがラスベガスで新たに開設した輸送ステーションで決済手段に採用されると伝えられた。

 シバイヌの主任開発者であるシトシ・クサマ氏が6日のブログ記事で計画を発表し、他のステーブルコインで見つかった問題を回避するよう設計されているという触れ込みでSHIという分散型ステーブルコインの発行を目指していると述べた。

 クサマ氏はこのステーブルコインについて、「彼らは他のムーンショットで見つかった問題を回避しつつ、市場変動無しで行う必要がある決済に対抗して使われるようなバージョンのSHIを提出した」と述べ、22年後半までにローンチされる見込みだとした。

 偽名の開発者である同氏は、シバイヌ・メタバースの報酬トークンであるTREATも発表した。このコインはシバ・コレクタブル・カードゲームに紐づけられ、ユーザーへの報酬に用いられ、シバイヌのステーブルコインにも「均衡をもたらす」とブログ記事では述べられているが、どのように機能するかは説明されていない。

 シバイヌは21年、シバスワップというネイティブDEX(分散型取引所)やエコシステム・トークンのBONEとLEASHを発表した。また、開発者らは、同エコシステム独自のレイヤー2プロトコルであるシバリウムと10万以上の区画を持つメタバース・プロジェクトにも取り組んでいる。

 一方、CNNビジネスの報道によると、実業家でテスラなどの代表を務めるイーロン・マスク氏のインフラ・トンネル建設会社であるボーリング・カンパニーは、ラスベガスで新たに開設した輸送ステーションでドージコインを決済手段に採用する予定だという。

 このラスベガス・コンベンションセンター・ループは全長1.7マイルで、3つのステーションが存在する。ベガス・ループのウェブサイトによると、現在は無料で乗車できるが、最終的には1回の乗車で1.5ドル、1日乗車パスで2.5ドルの料金を課す予定だ。

 乗車する人々は、新たなリゾーツ・ワールド・ステーションで壁のQRコードをスキャンしてチケットを購入でき、ドージコインでの支払いも可能になる予定だ。

 イーロン・マスク氏はこのニュースを全面的に認め、「可能な限りドージコインをサポートする」と述べた。

 UTC(協定世界時)7日午前8時1分時点で、時価総額10位のドージコインは1
DOGE=0.0687ドルで取引されている。1日間では2%上昇、1週間では1%強下落している。シバイヌは時価総額13位で、1SHIB=0.00001ドルで取引されている。24時間では1.2%、7日間では3.4%上昇している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/shiba-inu-reveals-stablecoin-plans-and-dogecoin-comes-to-las-vegas.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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