クリプトパンクスの売上が月間チャートのトップに、他のNFTブルーチップコレクションは低迷

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 NFT(非代替性トークン)市場が低迷するなか、人気NFTのクリプトパンクスは6月に売上高の著しい増加が見られた。

 NFTデータアグリゲータ「ダップレーダー」によれば、過去30日間にわたり、クリプトパンクスは売上高6300万ドル以上を記録し、約112%増加した。同コレクションのフロアプライスと時価総額も増加し、それぞれ約192%と96%上昇した。

 クリプトパンクスが高売上で注目を集め、同コレクションに新たな関心が集まった。先週、この分類のNFTは現在の価格で378万ドルに値する2500イーサリアム(ETH)で売却されたが、他のNFTは2691ETHで売却され、市場全体において、過去30日間で最大のNFTの売上となった。

 一方、他のブルーチップNFTコレクションはクリプトパンクスほど運がない。

 ダップレーダーによれば、ユガラボのBored Ape Yacht Club、Otherdeed、Mutant Ape Yacht Clubは6月にかけて、それぞれ約33%、37%、36%と著しく下落した。とりわけ、これらのコレクションすべてのフロアプライスはそれぞれ約81%、111%、74%まで増加した。

 6月にかけて、総合的にNFTの売上は再び下降し、売上数は9000まで約63%、米ドルでの売上高は87%以上急落した、とNonFungibleのデータは示している。一次販売と二時販売、ユニークバイヤーとセラー、稼働中のウォレット、これらすべては40%から88%の間で減少した。

 また、現在のNFTの急落は主要なマーケットプレイスに不利な影響を与えている。報道されたように、6月25日、オープンシーの日々の取引高は約83万7000に減少し、1年以上で100万ドル以下に急落した。それ以降、同主要マーケットプレイスの取引高はわずかに増加し、過去24時間で1450万ドルに達した。

 とりわけ、NFTの大部分はETHで価格がつけられており、ETH価格の上昇は総合的なNFT取引高を押し上げる。協定世界時火曜日午前8時23分、ETHは1515ドルで取引され、1日で2.2%、週間で38%上昇、時価総額上位10位のコインの中で、週間で最高のパフォーマンスを見せた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/cryptopunk-sales-top-monthly-charts-as-other-blue-chip-nft-collections-slump.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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