FRB利上げ発表後、トップNFTコレクションの価格上昇

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 FRB(米連邦準備制度理事会)が27日、市場の予想通りにさらなる利上げを発表したことを受け、人気の高いNFT(非代替性トークン)コレクションのフロア価格(最低価格)が過去24時間で上昇している。

 NFTデータプロバイダーのDappRadarによると、UTC(協定世界時)28日11時11分時点で、人気NFTコレクションのMAYC(ミュータント・エイプ・ヨット・クラブ)、BAYC(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)、アザーディード・フォー・アザーサイド、クリプトパンクスはいずれも過去24時間で17%以上上昇している。

 これら4つのコレクションの中で最も強気であったのは、MAYC。フロア価格は過去24時間で27%近く上昇し、2万7390ドルとなった。2番目に伸び率が大きかったのはクリプトパンクスで、フロア価格は同時刻で23%上昇し、11万5860ドルとなった。

 コレクションのフロア価格とは、そのコレクション内の単一のNFTがあらゆる時点で販売されている最低価格のことを指す。

 価格が上昇した一方で、取引量も増加した。MAYCに関しては、取引量は過去24時間で139%増の117万ドルと、大きな伸びを示した。BAYCは、6%増の88万9040ドル。アザーディードは14%増の77万7630ドルとなった。

 これに対してクリプトパンクスは、4つのコレクションのうち、唯一取引量が減少した。記事執筆時の過去24時間で、クリプトパンクスの取引量は30%減の46万8040ドルとなった。

 一方、NFT市場の強気傾向は、エイプコイン(APE)の値動きからも確認することができる。エイプコインは、BAYCとMAYCのコミュニティで使用されるトークンで、NFT市場全体の有益な指標となっている。

 記事執筆時、時価総額で33位のエイプコインは、過去24時間で14%上昇し、1APE=6.55ドルで取引されている。6月中旬に3.1ドルの底値をつけてから、エイプコインの価格は2倍以上になっている。また、1週間では11.4%、1カ月では28%上昇している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/top-nft-collections-rise-in-price-after-latest-us-fed-hike.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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