日本政府、新デジタル大臣に河野氏起用でWeb3の期待高まる

web3_183654013_s.jpg

 首相がデジタル担当の新大臣を任命したことで、政府がWeb3開発を経済計画の前面に打ち出すことに期待が高まっている。

 河野太郎氏は、岸田文雄首相による最新の閣僚人事で、同大臣に任命されたことをツイッターで明らかにした。

 任命は岸田首相の明白な意図の現れであるようだ。河野氏はテクノロジー業界の前責任者で、SNSで特に強い存在感があり、前ジョージタウン大学の卒業生で、英語に堪能である。以前、外務省を率い、また前行政改革担当大臣である。

 外務大臣としての任期の間、河野太郎氏はイーサリアム(ETH)の共同設立者ヴィタリック・ブテリン氏とETH財団のエグゼクティブ・ディレクター宮口あや氏と公式会談を持った。

 21年、河野氏は岸田首相に自民党総裁選挙に僅差で負けた。勝利していれば、首相の役割を担っていた。

 最近、河野氏は240万人のフォロワーにメタバースで利用できるデジタルアバターを製作するようツイッターで依頼した。

 河野氏は政府の仕事のデジタル化、地方と都市間のテクノロジーの分裂を埋め、ITの成長を促進するために09年に設立された政府運営のデジタル庁を率いる。

 しかし、ここ数カ月で、岸田首相と与党自民党はWeb3関連の成長について強気に話している。この試みの指揮を効果的に執るために影響力のある河野氏を大臣に任命することは、政府がこの分野でいかに真剣に尽力しているかを証明しているようだ。

 法外な税率が原因で、日本のブロックチェーンと暗号資産(仮想通貨)の才能ある人は海外に移動している、と野党の指導者と業界責任者は警告し、暗号資産税改革の議論を促している。

 22年5月の英国への訪問時、岸田首相は日本政府はWeb3関連の成長を目標としていると英投資家に話し、スピーチでメタバースとNFT(非代替性トークン)関連開発に言及した。

 経済産業省は新しいWeb3政策推進室を設立した、とコインポストは7月に報じた。推進室は「府省横断組織」と説明されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/japan-appoints-political-heavyweight-as-new-digital-minister-boosting-web3-hopes.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて