暗号資産詐欺ビットコネクトの創設者、新たな告発でインドで逮捕されたと報道

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 暗号資産(仮想通貨)詐欺ビットコネクトの創設者であるサティシュ・クンバニ氏を巡る法的問題は続いている。クンバニ氏らが実行した一連の詐欺によって、約220ビットコイン(BTC)(520万ドル相当)がだまし取られたと弁護士が主張したことを受け、インド警察はクンバニ氏を逮捕した。

 インディアン・エキスプレスによると、インド西部のマハラシュトラ州にある都市プネーの警察は、暗号資産詐欺の疑いで調査を開始し、クンバニ氏をすでに逮捕している。同氏は以前、24億ドル規模の国際的ポンジスキームを画策したとして米国の裁判所で起訴され、現在はFBIによる調査を受けている。

 フォーブス・インディアの報道によると、この事件のFIR(犯罪被害報告書)はプネー市警のサイバー犯罪警察署に登録されており、ビットコネクト創設者と6人の人物の名前が挙げられている。

 インディアン・エキスプレスによると、FIRとは、警察が告発の事実を確認した後に作成される文書である。

 原告は、16年から21年に7人の人物によって設立された暗号資産詐欺プラットフォームで再投資したとされる166BTCのリターンに加え、54BTCをだまし取られたと主張している。当局は現在、同じ容疑者が同様の手口で他の人物にも詐欺を働いたかどうかを調査している。

 22年2月、DOJ(米国司法省)は、詐欺の「アジアリーダー」と自称していたクンバニ氏を、世界中の投資家を欺き、約24億ドルをだまし取った疑いで起訴した。この詐欺師はポンジスキームの運営などの罪で起訴され、70年以下の懲役刑を科されている。米SEC(証券取引委員会)は、クンバニ氏の行方を特定できていない。

 ビットコネクトは16年2月に盛大な歓迎をもって設立され、18年初頭に崩壊した強気相場の最大の波の恩恵を受けた。暗号資産融資プラットフォームと称し、ユーザーに高額な支払いを約束して、ビットコインをBCC(ビットコネクトコイン)というネイティブトークンと取引させていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-scam-bitconnect-founder-reportedly-booked-in-india-on-fresh-charges.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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