ビットフライヤー、イーサリアムのハードフォークに「細心の注意」
日本暗号資産（仮想通貨）交換所ビットフライヤーはイーサリアム（ＥＴＨ）のプルーフ・オブ・ワーク（ＰｏＷ）からプルーフ・オブ・ステーク（ＰｏＳ）への移行の結果生じるハードフォークに「細心の注意を払い」、ＰｏＷに依存し続けるフォーク後のトークンをサポートすると話した。
月曜に発表されたブログ投稿への記載で、ビットフライヤーはフォーク後のトークンがサポートされるかどうか明確に述べなかったが、「状況次第で」検討すると話した。
「ＥＴＨＰｏＷトークンの価値と顧客からの要求に細心の注意を払い、状況次第でＥＴＨＰｏＷ現物の供給や取り扱い、その価値に匹敵する現金の発行を検討する」と日本語のブログ投稿で記載されていた。
同交換所は新しいトークンを取り扱う前に、ＪＶＣＥＡ（日本暗号資産取引業協会）の承認が必要だと付け加えた。
８月初旬、主要交換所バイナンスはフォーク後のＥＴＨトークンの「サポートを評価・検討する」と話し、ＦＴＸはフォーク後のトークンの「分配を判断する」と話した。「ＦＴＸがフォーク後のトークンの分配を決定すれば、プロジェクト完了後、トークンを分配する」とＦＴＸはこの件に関する声明で付け加えた。
また、ＯＫＸや他の主要暗号資産交換所の声明でも同様の表現が使われた。
８月初旬、ＰｏＷとＰｏＳ問題に「白と黒」の答えはない、と米拠点暗号資産交換所クラーケンは報告書で意見を述べた。代わりに、ブロックチェーンネットワークの利用を検討している人はどちらの選択肢が自分のニーズに「合っているか」を決断するために、「両方、そして兼ね合いの微妙な違いを理解する」べきだと報告書に書かれている。
ＥＴＨの統合、またはＰｏＷからＰｏＳへの移行は９月１５日あたりに起きると見込まれている。
（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）
This story originally appeared on cryptonews.com.
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