イラン、輸入品への暗号資産の利用を許可する法案を可決

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 イランは暗号資産(仮想通貨)を利用する貿易取引を許可する法案を可決し、公式に輸入品へのデジタル資産の利用を許可した。

 産業鉱山貿易省のレザ・ファテミ・アミン大臣に言及し、法案は暗号資産、輸入品への暗号資産の利用の許可、採掘のための燃料や電気の供給についての規制を再定義している、とイランの通信社Tasnimは報じた。

 また、輸入品を暗号資産で処理することにイランの中央銀行も合意した。報道によれば、今日、米ドルやユーロの代わりにデジタル資産を利用して自動車を輸入することもできる。

 報じられたように、イランは8月初旬に1000万ドル相当の初の暗号資産の注文を完了したと発表した。当時、9月末までに輸入品への暗号資産の利用を著しく拡張すると同国の産業鉱山貿易省は話した。

 米国が7月初旬にイランの石油企業に対しての新たな制裁措置を発表した後に、イランの暗号資産の動向があった。

 実際、22年3月までイランは世界で最も制裁措置を受けている国であった。しかし、米と同盟国がロシアのウクライナ侵攻に続き、ロシアに対して複数の制裁措置を発表した後、イランはその座を明け渡した。

 イランの暗号資産の動向は米の制裁措置と禁輸措置を回避するための対策として大いに見なされている。

 最近、米立法者は制裁措置を避けるためのツールとしての暗号資産の利用に対して懸念を表明し、厳しい制裁を受けているロシア企業が副次的影響を緩和するために暗号資産を利用しているという可能性に言及した。
 
(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/iran-passes-bill-to-authorize-use-of-crypto-for-imports.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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