<今日の仮想通貨市況>BTC、FOMC警戒で一時急落も売り一巡後に持ち直す

132658413_s.jpg

 20日午前9時15分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=280万円前後(過去24時間比0.7%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=19万7000円前後(同3.1%高)などとなっている。

 前週末の主要な暗号資産は方向感が乏しかったが、週明け19日の早朝から夕方にかけては、アジア株安などを背景に売りが強まり、ビットコインは一時1万8400ドル台と、年初来安値(1万7700ドル台)を付けた6月19日以来の安値を付けた。20-21日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での大幅利上げが警戒されているようだ。ただ、安寄りした欧州株や米国株が持ち直すと暗号資産市場も買い戻しが入り、ビットコインも下げ幅を縮小した。

 主要な暗号資産では、XRP(XRP)が1XRP=55円前後(同7.5%高)となっている。XRPが有価証券か否かをめぐるリップル社とSEC(米証券取引委員会)の裁判で、双方が略式判決を求める申し立てを行ったことが話題となっている。略式判決は裁判を進めず、提出された証拠で判決を下すため、一部で裁判の終わりが近づいているとの期待が高まっている。

(イメージ写真提供:123RF)

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて