オープンシー、ワーナーミュージックグループとの提携を発表

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 音楽・エンターテイメント企業のWMG(ワーナーミュージックグループ)が、主要NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスのオープンシーとの提携を発表した。

 この提携により、「一部のWMGアーティストがWeb3でファンコミュニティを構築・拡大するためのプラットフォーム」を提供するということだ。

 また、WMGアーティストはオープンシーの新たなドロップ商品や、向上した発見可能性、カスタマイズされたランディングページでパーソナライズされたストーリーテリングに早期アクセスできるようになる。

 さらに、アーティストは専用のドロップページで、限定版プロジェクトを立ち上げることができる。同社はこれについて、「ファンが音楽とアーティストと関わる新たな機会が開かれる」と説明している。

 また、オープンシーは、WMGアーティストが新たなWeb3コミュニティを構築するのを支援していく。これは、「既存のファンコミュニティにNFTを活用した新しい形のつながりや創造性をもたらす」ことに役立という。

 プレスリリースには、次のようにある。

 「現在、ワーナー・レコードUKがWeb3企業のProbably Nothingと共同で最初のコレクションを開発している」

 WMGの最高デジタル責任者兼ビジネス開発担当EVP(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)のオアナ・ルキサンドラ氏は、音楽のDNAの基本は、「アーティストとファンが一緒に愛する音楽を祝うため」コミュニティであるとコメント。

 ルキサンドラ氏によると、オープンシーとの提携は、Web3のツールやリソースを解放することで、こうしたコミュニティの促進をサポートし、アーティストが「より深く関わり、アクセスし、所有権を構築する」ことを可能にするということだ。

 オープンシーの商品担当副社長であるシバ・ラジャラマン氏は、次のように語った。

 「アーティストとミュージシャンにとって、NFTは新しい創造的なメディアであり、コミュニティを築き、ファンと直接関わり、国境や言語を越えて自己表現するためのメカニズムである」

 WMGはこの提携の他にも、Web3に関する専門知識を深めるための動きを見せている。

 1月には、バーチャルゲームワールドのザ・サンドボックスと提携を結んでいる。2月には、ゲーム開発会社のスプリンターランドと提携し、一部のWMGアーティストにアーケードスタイルの「遊んで稼ぐ」型ブロックチェーンゲームを制作・開発する機会を提供した。その後6月、米国のメタバースとブロックチェーン関連の音楽プラットフォームであるオーセンティック・アーティストの戦略的資金調達ラウンドに参加している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/opensea-announces-partnership-with-warner-music-group.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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