テラ開発者、2億5000万ドルのエコシステム資金援助プログラムを提案

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 崩壊したテラ(LUNA)ネットワークの残滓を支える開発者らが、開発者やマイナー、ユーザーに苦闘を続けているエコシステムの開発を促すことを目的に、約9500万LUNA(2億4800万ドル)相当のエコシステム資金援助プログラムを発表した。

 提案書によると、「このプログラムは、新たなテラチェーンの立ち上げ時に確保されていた、テラ総供給量の9.5%を資金源とする予定。このインセンティブプログラムは4年間実施され、コミュニティに選出された委員会によって管理され、12カ月ごとに評価される」ということだ。

 この計画では、2000万LUNAの開発者助成プログラム、2000万LUNAの開発者マイニングプログラム、4年間で5000万LUNAをカバーする流動性インセンティブマイニングプログラム、500万LUNAのユーザーインセンティブプログラムの4つのインセンティブが実施される。

 注目すべきは、テラクラシック(LUNC)が過去数週間で、市場で最も取引されている暗号資産(仮想通貨)の1つとなり、取引量が4億ドルに達したということ。大手取引所のバイナンスは、同社のチャンポン・ジャオCEO(最高経営責任者)が9月26日にテラクラシックのバーン(焼却)を実行したと発表した後、テラクラシックの取引量急増に大きく貢献した。

 毎週火曜日に開始されるテラクラシックのバーンは、10月3日までの1週間で55億LUNCを消去している。同月4日から10日の週では、さらに29億LUNCがバーンされた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/terra-developers-propose-250-million-ecosystem-funding-program.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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