韓国の国会議員、テラ共同創業者とビッサム株主の公聴会欠席に怒り
批判の的になっているテラ・ルナ・クラシック(LUNC)を発行するテラフォーム・ラボの共同創業者であるダニエル・シン氏や暗号資産(仮想通貨)取引所ビッサムの株主らを含む、韓国の暗号資産業界の主要リーダーらが24日の議会公聴会に出席しなかった。
この幹部らは、規制当局のFSC(金融委員会)やFSS(金融監督院)の監査役も出席した国会政務委員会の会合で、議員らの前で質問を受けるために召喚されていた。
クッキーニュースおよびソウル・ファイナンスの報道によると、議員らはシン氏に加え、ビッサムの大株主で最近まで同取引所のCEO(最高経営責任者)を務めていたイ・ジョンフン氏も召喚していたという。
5月上旬のテラ・エコシステム崩壊が、この公聴会の最重要議題だった。議員らは、同国有数の暗号資産取引所であるビッサムの「複雑な」経営体制について関係者らに質問したいとも考えていた。
議員らは、ビッサムの最大株主で「影の会長」と考えられている謎の人物、カン・ジョンヒョン氏にも出席を求めていた。同氏は最近、有名女優の妹を自身が所有する会社の取締役に任命したらしいことが発覚し、メディアから注目を集めていた。
複数の報道機関が、カン氏は事業の持分の大半を妹の名前で登録しており、裏社会とのつながりがあると主張している。
ブロックチェーン・アクセラレータであるハッシュドのサイモン・キムCEOも召喚された。
しかし、イ氏、シン氏、カン氏、キム氏はいずれも会合に現れず、その多くが欠席の理由を説明する文書を提出し、「精神的」問題で出席できないとした。
●幹部らは再び議員らから逃れられるのか?
議員らはこの欠席を批判し、この幹部らに「同行出席要請」を出したようだ。この法的拘束力のある要請は、執行人を派遣し、受取人が新たな公聴会に同行することを義務付けるものだ。
この命令に従わない場合、5年以下の懲役刑が科される可能性がある。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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