ふるさと納税の返礼品NFT第一弾、発売から数分で完売

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●自治体向けのNFT

株式会社バケットは28日、地方自治体向けのNFTパッケージ「ふるさとCNP」の第一弾、「余市町ふるさとCNP2022」のリリースを発表。

同日18時の発売から数分で、すべて(合計222個)が完売したと明かした。

「ふるさとCNP」は、国内の人気NFT(非代替性トークン)「CryptoNinja Partners(CNP)」のキャラクターをモチーフにしたコレクション。

「ふるさと納税×NFT」事業を展開する「あるやうむ」とバケット社が共同開発し、自治体がふるさと納税の返礼品として発行することを想定している。

同パッケージでは、CNPクリエイターが地域の景色・特産品をイラスト化し、CNPのキャラクターと組み合わせたオリジナルデザインを作成。寄付はポータルサイト「ふるさと納税NFT」を通じて受け付け、あるやうむが返礼品NFTの発行・送付までを管理する形。

「ふるさとCNP」第一弾の発行を行ったのは、北海道の余市町。各NFTは独自のデザインを有する1点もので、寄付金額3万円の返礼品として展開された。

●関連ブロックチェーンゲームも開発中

「CNP」は、忍者をモチーフにしたNFTコレクション。2021年9月から展開が行われており、合計2万2222点が発行されている。バケット社は同コレクションの発行元だ。

プロジェクト自体は、分散型自立組織「Ninja DAO」内で自発的に発生したもので、商品化までのほぼ全ての過程がコミュニティ内で公開されているのが特徴。2022年5月にプレセールが行われ、この段階で2万2222点すべてが完売した。

また、同コレクションを題材にしたブロックチェーンゲーム「CryptoNinja Party!(CNPT)」も開発が進行中。

パレットトークン(PLT)を手掛けるHashPort社のゲーム部門「HashGames」が制作を担当し、他ユーザーとミニゲームで遊んで楽しめる作品となっている。

ゲームプレイを通してトークンを獲得できる「Play to Earn(P2E)」エコシステムが実装されており、28日には、β版のpart2がリリースされた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://coinpost.jp/?p=402544

CoinPostに掲載された記事を、許可を得て転載しています。

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