米コインベース、独サッカーチーム「ボルシア・ドルトムント」と提携を発表

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 米拠点主要暗号資産(仮想通貨)交換所コインベースはスタジアムやすべての販路での宣伝を含めるため、ドイツサッカーチーム「ボルシア・ドルトムント(BVB)」との提携を拡張した。

 BVBの最近のブログ投稿によれば、コインベースはBVBの最高のパートナーになるため、提携を強化している。新たに延長された提携の一部として、コインベースのブランド広告がドイツ最大のサッカー競技場であるBVBのシグナル・イドゥナ・パルクの外周広告とカーペットに表示される。

 コインベースは22年7月にBVBとの提携を開始した。契約の一部として、コインベースの広告がスタジアムでのホームゲームの間ビデオスクリーンに流された。また、同交換所はBVB従業員のために暗号資産についてのワークショップを提供した。BVBの最高経営責任者カルステン・クラマー氏は次のように話した。

 「暗号資産界は刺激的な機会を提供し、この前途有望な分野で信頼できるパートナーと提携することは私たちにとって重要だ。『BaFin(ドイツ連邦金融監督庁)』による許可は私たちBVBにとって、部外者にはまだ非常に新しく、混乱を招く分野でこのようなパートナーを持つべき明らかな合図だ」

 スタジアムはコインベースが提携を締結するためにいくら費やしたかを含め、契約条件を公表しなかった。契約は23年6月末に満期を迎える。

 コインベースは米国で最大の暗号資産交換所である。また、ドイツを含み世界の100カ国以上で利用可能である。

 21年、コインベースはBaFinから暗号資産管理と私設取引の許可を得た。コインベースのバイスプレジデント兼地域マネジング・ディレクターのダニエル・セイファート氏は以下のように話した。

 「ドイツ市場への関与を深めることができ喜んでいる。そして、BVBと働くことを楽しみにしている。暗号資産プラットフォームを持つコインベースとスポーツの舞台にあるボルシア・ドルトムントはともに革新、信頼、責任を表す。暗号資産経済を信じ、私たちと未来を作り上げる準備ができているパートナーを持て、非常に喜んでいる」

 コインベースは最近数多くの問題に苦戦していることは注目に値する。1月初旬、同交換所は進行中の弱気市場の中、1年以内で3回目の解雇を発表し、社員数を合計950人、全従業員の20%まで減らす。
 
 また、同社は市場状況が原因で日本から撤退すると発表した。21年4月に上場し、約370ドルで史上最高値に達したコインベースの株はそれ以来急落し、史上最高値と比較し、約90%の価値を失っている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/coinbase-crypto-exchange-announces-partnership-with-germanys-borussia-dortmund-soccer-team-heres-what-you-need-know.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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