3AC設立者、新たな暗号資産交換所の開設のための資金調達完了、業界に波紋

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 破産した暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンド「スリー・アローズ・キャピタル(3AC)」の設立者であるスー・チュー氏とカイル・デイビス氏は新しい交換所OPNXのための資金調達を完了し、コインフレックスの残りの資産を獲得する。

 人気のコミュニティメンバーで分散型金融(DeFi)の研究者イグナス氏が新交換所の資金調達が完了したというニュースをツイッターのスレッドで共有し、カイル・デイビス氏が同氏に連絡を取り、このニュースを認めたと話した。

 同交換所は2500万ドルを調達したと言われているが、報道によれば、カイル・デイビス氏は投資家が誰であるかを話すことは拒否した。

 OPNX、またはOpen Excahngeはコインフレックスの資産すべてを獲得し、これは「人、技術、トークン」を含むとイグナス氏はツイッターのスレッドで認めた。FLEXが新交換所のトークンになると付け加えた。

 イグナス氏によれば、バイナンスコイン(BNB)がバイナンスで手数料の支払いに利用されている方法と同様に、FLEXは同プラットフォームで手数料の支払いに利用され、生まれた収入の20%はFLEXトークンの購入とバーンに利用される。

 コインフレックスのブログ投稿によれば、OPNXによるコインフレックスの買収は3月6日にセーシェルの裁判所で承認されたコインフレックスの再構築計画の一部である。

・破産債権のマーケットプレイス

 OPNXは他の暗号資産企業の破産債権を取引するマーケットプレイスである。同マーケットプレイスは2月に債権を売りに出すことを希望するユーザーに順番待ちリストを公式に開始し、スー・チュー氏は暗号資産債権取引の世界初のマーケットプレイスだと話した。

 「いくつかの計画について債権者と話した。話した全員がこれが既存の資源、すべての苦い教訓を利用し、暗号資産に貢献する最善策だと考えている」とスー・チュー氏は当時ツイッターのスレッドでこのプロジェクトについて話した。

 3ACの設立者が交換所を開始するというニュースは23年1月にまず伝えられた。当時、スー・チュー氏は計画を詳述はせず、そのようなプラットフォームに取り組んでいると認めた。

 当初、交換所はGTXと名付けられた。報道によれば、破産した交換所FTXに語呂合わせをし、単に「F」の後に「G」が来るという理由でこの名前が選ばれた。後に、Open Exchange、略してOPNXにブランド再生された。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/three-arrows-capital-founders-shake-up-crypto-industry-with-new-crypto-exchange-after-acquiring-coinflex-assets-heres-what-you-need-know.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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