スペインのサッカーチームが暗号資産スポンサーを告訴

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 ラ・リーガのクラブの多くは暗号資産(仮想通貨)スポンサーとの提携が悪化した後、「不履行、苦情、忘れたい体験」が残り、スペインのサッカーは「暗号資産後遺症」に遭っていると新たな報道で主張されている。

 暗号資産部門のスポンサーで問題を抱えている最新のクラブはセルタ・デ・ビーゴだ。同クラブは21年にトルコの暗号資産交換所Bitciと提携した。

 しかし、今週初めにツイッターで公開された記者発表で、同交換所は契約が締結されてから「一度も支払いをしていない」とセルタは主張した。

 「Bitciに支払い義務を果たすように何回も要求することを余儀なくされている」とセルタは記した。

 Bitciは「支払いを約束していたが、一度も果たしていない」と同クラブは記載した。

 「当事者が合意したことの全面遵守を要求する法的措置を取ると決断した」とクラブは述べた。

 「もっぱらBitciにより起こされている不愉快な状況」を解決するために、「最大の努力」をしていると同クラブは結論付けた。

 しかし、セルタの件はまれな出来事ではない。Bitciはセルタの競合バレンシア、バルセロナ拠点ラ・リーガのエスパニョールを含む多くの他のスペイン提携相手に支払いの延期を要求している、とXatakaは報じた。

 エスパニョールは22年の未払いの手数料でBitciを告訴するつもりだと話した。

・「暗号資産後遺症」に遭っているスペインサッカーチームは?

 Bitciはスペインのサッカークラブの請求を支払う「支払い能力がある」と主張している、とXatakaは報じた。しかし、報道によれば、最近導入されたトルコの法律により、Bitciは何もできないでいると話している。

 また、同暗号資産プラットフォームはカディス、アラベス、レアル・ベティスとスポンサー契約を結んでいる。また、スペインサッカー連盟と契約を結び、スペイン代表チームのトレーニングユニフォームにロゴが印刷されている。

 しかし、Bitciはラ・リーガのチームとの困難な道のりに乗り出す唯一の暗号資産プラットフォームではない。

 22年にレアル・ソシエダのシャツのスポンサーであるファントークン発行企業Iqoniqが破産した、とXatakaは報じた。Iqoniqは清算時にソシエダに未払いのスポンサーシップ手数料87万5000ドルの支払い義務があった。

 3月初旬、トップレベルのブラジル人サッカー選手2名はプロサッカー選手の仲間が暗号資産マルチ商法に投資するよう説得してきたと主張し、同選手を訴えるつもりだと発表した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/spanish-football-clubs-sue-crypto-sponsors-which-teams-are-affected.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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