韓国の暗号資産殺人事件、関与疑われる夫婦が容疑者に金銭支払う
韓国を震撼させた暗号資産(仮想通貨)殺人・誘拐事件の中心人物であるカップルが、48歳の女性を殺害した容疑者に金銭を渡していたことを認めた。
3月に女性の遺体が大田広域市のダム付近で発見された後、警察はこれまでに7人を逮捕・起訴している。
この被害女性は、暗号資産関連企業に勤務し、ビットコイン(BTC)などのトークンを大量に保有していたとみられている。
警察は、犯人は被害者のトークンを盗んでから殺害したとみている。
被害者の夫は現在、暗号資産関連の詐欺犯罪で裁判を待っている。
警察は当初、イ・キョンウ氏という36歳の男が犯罪の首謀者であると疑っていた。
しかし、ユ・サンウォン氏(50)、ウォン・ウニ氏(48)という名前のカップルが、イ氏と複数の共犯者に金銭を渡して被害者を誘拐し、殺害させたとして告発されている。
警察によると、このカップルは「暗号資産投資の失敗」をめぐって被害者と「対立」していたことを認めている。
また、イ氏に約5万4000ドルを支払ったとことも認めているようだ。ニュース・トマトが報じた。
警察は、ユ氏とウォン氏が22年9月にイ氏にお金を渡した証拠をつかんでいる。
しかし、ユ氏とウォン氏は「好意として」イ氏にこのお金を渡したと主張している。
また、イ氏は被害者の会社にお金を投資していたと思われる。
警察は、イ氏が被害者女性の会社にしばらく勤めていたと考えている。
●韓国の暗号資産が動機の殺人、これまでに分かっていることは?
韓国毎日新聞によると、ユ氏は13日に警察署で記者に囲まれた際、「不当な扱いを受けた」と主張している。
ユ氏とウォン氏は、殺人と強盗の共謀容疑で検察に引き渡された。
CCTVの映像には、ソウル江南区の人通りの多い公道で3人の男が女性を拉致している様子が映っている。
男たちは女性を車に引きずり込み、走り去ったように見える。
警察は、イ氏が整形外科からケタミン系の麻酔薬を入手したとみている。
そして、この薬物を使って女性を意識不明にした可能性が高いという。
警察は捜査の一環として、イ氏の家族が働く医療クリニックを家宅捜索した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/korean-crypto-murder-case-couple-paid-killer-heres-what-we-know.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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