フランス人の10人に1人が暗号資産を保有しているとの調査結果

france_87487770_m.jpg

 フランス人の10%が暗号資産(仮想通貨)を保有しており、暗号資産の認知度も上昇傾向にあることが最新の調査で明らかになった。

 BFM TVによると、この調査はAdan(デジタル資産開発協会)と会計事務所大手KPMGのフランス支社が実施した。

 22年にも同様の調査が実施されており、回答者の4分の3強が「暗号資産が何であるかを知っている」と答えていた。

 しかし、23年調査では、85%が「暗号資産について知っている」と回答。

 「暗号資産はフランス人の生活に入り込み始めている」と同メディアは指摘した。

 この調査では、18歳以上の1976人を対象に質問を行った。

 22年と比較して、「暗号資産保有者が18%増加している」ことも明らかとなった。

 対して21年は、暗号資産を保有しているフランス人は約6.7%であった。

 デジタル移行・電気通信担当大臣のジャン=ノエル・バロット氏は、次のように述べた。

 「私たちの国民は暗号資産に慣れ親しんでいる。フランス人の日常生活の一部となった習慣である」

●フランスでの暗号資産普及状況、誰がコインを買っているのか?

 データを見ると、暗号資産の採用は特に「若者」と「男性」の間で顕著であることがわかる。

 18歳-35歳の回答者の17%以上が、暗号資産を所有していると回答。

 また、ほとんどの回答者(64%)がビットコイン(BTC)は「お気に入りの暗号資産」であり、バイナンス(39%)がお気に入りの取引所であるであると答えた。

 2位は28%でコインベース、3位は20%でレボリュートとなった。

 またこの調査では、NFT(非代替性トークン)を所有していると答えた回答者が倍増(4%)していることもわかった。

 NFT人気はフランスで高まっている。

 回答者の「大多数」が暗号資産に「貯蓄の10%以上を投資していない」と答えている。

 23年初め、パリのバーガーキングは暗号資産決済を受け入れるスマホ充電端末を設置した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/one-10-french-people-own-crypto-study-finds-adoption-increasing.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

最新記事
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ