韓国の議員、CBDCと暗号資産を区別する法律を作成へ
韓国はCBDC(中央銀行デジタル通貨)の発行に近づいており、CBDCの法律用語を作るための新たな法案が作成されている。
Herald Kyungjaeの報道によると、新たな法案は間もなく国会に提出される見通し。法案には、暗号資産(仮想通貨)とCBDCの法律上の違いを明記する条項が規定されるという。
同メディアは、国会政務委員会の関係者の情報として、議員らが「韓国銀行(中央銀行)が発行するCBDCとトークンに関連するサービス」を、近々制定される暗号資産法で明記される規制から「明確に除外する」計画であると報じた。
この計画は、民主党議員で委員会のメンバーであるキム・ハンギュ氏の発案によるものだといわれている。
キム氏は、「政策の混乱を防ぎたい」と考えているようだ。
CBDCと「暗号資産市場」を「明確に区別する」ことが重要だと、ハンギュ氏は主張している。
報道によると、一部の規制当局者と国会議員は当初、この条項が混乱を招くのではないかと懸念し、削除することに賛成していた。
しかし、「その後雰囲気が変わった」という。
つまり、規制機関FSC(韓国金融委員会)は今週開催される会議で「譲歩」し、この条項を正式に承認することになるということだ。
●韓国CDBCの発行は近いか?
韓国銀行は、まだデジタルウォンの発行を正式に発表していない。
しかし、韓国がCBDCの分野で中国に遅れを取っていると感じていることは公然の秘密となっている。
中国のデジタル人民元は急速に進展している。
5月には、150万人の人口を抱える都市で、公共サービス従事者の給与全額がCBDCで支払われるという歴史的な瞬間が実現する。
韓国銀行と日本銀行は近年、デジタル法定通貨計画を急速に進めている。
しかし、どちらもまだデジタル通貨の発行を公式に発表していない。
韓国銀行はまた、さらなる法改正を推し進める計画だ。
この計画では、韓国銀行法(1997年)の条項で暗号資産とデジタルウォンの違いを明記するよう政府に求める可能性がある。
同メディアはこう指摘する。
「韓国銀行がCBDCの導入を加速させるという見方がある」
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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