６日午前９時３０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝４４０万円前後（過去２４時間比１．１％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝２７万６０００円前後（同１．５％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７０円前後（同２．３％安）となっている。

　５日は、米経済指標の強い結果や７月の米追加利上げ観測の高まりを背景に米長期金利が上昇。金利の付かない資産クラスである金先物が売り優勢となり、同様にビットコインをはじめとする主要暗号資産も軟化。ビットコインは下押しするも３万ドル近辺で下げ止まった。イーサリアムは一時１９００ドルを割り込む場面もあったが、１９００ドル台に再浮上。ＸＲＰも下げ渋った。

　このほか、米資産運用大手ブラックロックのラリー・フィンクＣＥＯ（最高経営責任者）が５日、米ニュースメディア「フォックス・ビジネス」のインタビューで、暗号資産の役割はさまざまな方法による「金のデジタル化」だと信じていると強調。インフレや現地通貨の切り下げを防ぐためにビットコインが金の代替資産になる可能性があると示唆したことなどが話題となっている。

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