１４日午前９時１５分現在、ＸＲＰ（ＸＲＰ）は１ＸＲＰ＝１１３円前後（過去２４時間比７３．３％高）で推移しており、２１年１２月以来の高値を更新している。米連邦地方裁判所が１３日、ＸＲＰが有価証券か否かをめぐる米リップル社とＳＥＣ（米証券取引委員会）の裁判で、機関投資家向けに販売したものは証券取引に当たるとした一方、個人向けに販売したものは証券に当たらないとの判断を示したことが好感された。

　ビットコイン（ＢＴＣ）も１ＢＴＣ＝４３４万円前後（過去２４時間比３．２％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）も１ＥＴＨ＝２７万７０００円前後（同６．８％高）と堅調。いずれもに１３日は底堅く推移していたが、ＸＲＰの急騰に連動する形で上げ幅を拡大した。

　今回の判決はリップル側の勝利と受け止められており、ＳＥＣとほかの暗号資産の訴訟の参考となる可能性があることから、暗号資産はほぼ全面高となっている。ただ、ＳＥＣは近く控訴するとみられる。

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