SEC、ブラックロックやヴァルキリーのビットコイン現物ETF申請を受理

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 SEC(米証券取引委員会)は、1週間で2件目となるビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)の審査申請を受理した。

 7月上旬、大手証券取引所のナスダックは、コインベースを「監視パートナー」とするヴァルキリーの現物ビットコインETF申請を規則変更案とともに再提出した。これを受け、SECは同月17日、ナスダックで上場・取引するための再申請を受理した。

 正式文書によると、SECは連邦官報への掲載日から21日間の意見公募期間を開始した。

 文書には、「利害関係者は、規則変更案が法律と一致しているかどうかを含め、上記に関する書面によるデータ、意見、および議論を提出してください」とある。

 SECがビットコインETF申請を受理したのは、13日のブラックロックに続いて1週間ぶり2回目となる。SECは、フィデリティ・インベストメンツ、ウィズダム・ツリー、ヴァンエック、インベスコ、ARK21シェアーズのビットコインETF申請も受理している。

 ヴァルキリーはETFのティッカーシンボルとして「BRRR」を使用しているが、これはお金を印刷する音を表すミームから着想を得ている。

●SEC、ビットコインETF申請を真剣に検討

 ヴァルキリーの現物ビットコインETFや暗号資産分野における著名プレイヤーからの同様の申請が受理されたことは、暗号資産(仮想通貨)業界にとって重要な進展である。

 なぜなら、ボラティリティ(変動率)が高い中で、現物ビットコインETFは世界最大の暗号資産の値動きへのエクスポージャーを得ることができる規制された手段を投資家に提供することになるからだ。これにより、より多くの機関投資家や個人投資家を市場に引き付けることができるだろう。

 SECは、意見公募期間が終了すれば、現物ビットコインETFの承認にあたり、ETF申請の検討を行い、申請者に追加の情報を要求する可能性があると説明している。

 この動きは、ビットコイン価格にポイティブな影響をもたらした。ビットコインはブラックロックの現物ビットコインETF申請受理後に急騰し始め、1BTC=3万ドルを超え、その水準を維持している。記事投稿時、過去24時間で1%下落しているが、それでも3万48ドルで取引されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/us-sec-accepts-valkyries-spot-bitcoin-etf-following-blackrock.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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