バイナンスのCEO、CFTCの訴え棄却を申し立てへ

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 世界最大の暗号資産(仮想通貨)交換所バイナンス、億万長者の設立者チャンポン・ザオ(CZ)氏、同交換所の前コンプライアンス責任者サミュエル・リム氏はCFTC(商品先物取引委員会)の訴えを退けるために2つの申し立てを提出するつもりだ。

 7月24日の裁判文書によれば、CFTCの訴訟に対するバイナンスと関係者の対応は7月27日が締め切りだ。

 3月27日、CFTCは米国で未登録の暗号資産デリバティブ商品を提供し、法律に違反したとして、同暗号資産交換所と設立者CZ氏を告訴した。

 CFTCはバイナンスが「違法」な交換所と「偽の」コンプライアンスプログラムを運営していると告訴した。バイナンス、CZ氏、リム氏は「商業的利益のために計算された規制上の裁定取引の戦略に従事」し、米国の法律を「意図的に回避した」と同規制当局は訴えた。

 とはいえ、「バイナンス海外事業体とザオ氏は訴訟を退けるために共同で申し立てを提出するつもりだ」と7月24日の裁判文書は記した。

 「リム氏は訴えを退けるために別の申し立てを提出し、バイナンス海外事業体とザオ氏が提出する申し立ての一部に参加する予定だ」

 現地の規則のページ制限によれば、申し立てに対する異議の支持は「事前の裁判所の許可なく、15ページを超えてはならない」が、バイナンスは訴えを退けるための申し立てを支持する弁論趣意書の15ページの制限を引き延ばすことを求めている。

・バイナンスは複数の規制当局からの圧力に直面

 また、SEC(米証券取引委員会)も「連邦証券法のあからさまな無視」で同交換所と設立者のザオ氏を13の嫌疑で告発した。

 バイナンスの広報担当者によれば、「大規模な協力と最近の誠実な交渉」の後にSECが訴訟を起こした。広報担当者は以下のように話した。

 「生産的な関与に対する我々の努力にもかかわらず、SECは正当な手続きを放棄し、否定し、代わりに一方的に訴訟を起こすことを選んだ」

 さらに、同暗号資産交換所はネイティブコインのバイナンスコイン(BNB)とバイナンスUSD(BUSD)は証券であるというSECの申し立てを否定した。

 これに続き、設立者のCZ氏は相違を示唆する数字の「4」をツイートした。「入出金を含め、システムの安定性を確保し、私たちのチームは皆準備している。訴状を見てから対応を示す」と当時、同氏は話した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/binance-ceo-cz-plan-submit-motion-dismiss-cftc-lawsuit.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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