バイナンス、日本の暗号資産市場に正式参入
大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスは、バイナンスジャパンを立ち上げ、正式に日本市場へ参入した。
バイナンスは1日、すでに日本の暗号資産トレーダーに他のどの暗号資産取引所よりも多くの取引可能トークンを提供していると発表。そのうち30銘柄が現物取引可能であるとした。
「規制を受けた取引サービスを日本で提供することにより、日本のデジタル資産市場の発展を後押ししたいと考えている。技術革新に対する意欲を持ち、ブロックチェーン技術への関心が高まっているこの国は、堅牢で持続可能なWeb3エコシステムを構築するのに最適な場所だ」とバイナンスは発表の中で述べている。
バイナンスジャパンは実質的に、22年11月にバイナンスによって買収された日本の暗号資産取引所SEBC(サクラエクスチェンジビットコイン)のリブランディングである。
当時、買収はバイナンスが規制された形で日本に参入するための最初のステップであるとして発表された。
バイナンスによると、バイナンスのグローバルプラットフォームを利用している日本の既存ユーザーは、新プラットフォームに移行するために必要な手順について、別途通知される案内を待つよう伝えられている。
●CZ氏が25日に発表
バイナンスジャパンの正式ローンチは、25日に日本で開催されたWeb3カンファレンスで、バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEO(最高経営責任者)によって初めて発表された。
そのメッセージの中でCZ氏は日本について、イノベーションと新興業界に対するそのオープンな姿勢と明確で友好的な規制枠組みを称賛し、この業界における「主力リーダー」であると評した。
岸田首相は同カンファレンスでビデオ演説を行い、日本は現在Web3企業の成長支援に取り組んでいると語った。
「Web3は新しい資本主義の一環」であると岸田首相は聴衆の前で宣言した。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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