ジェネシス・デジタル、サウスカロライナ州でマイニング能力の増強を発表
主要ビットコイン(BTC)マイニング企業のジェネシス・デジタル・アセット(GDA)は「豊富でクリーンエネルギー源」を持つ米サウスカロライナ州での3つのデータセンターの開設を発表した。
施設は南東部州の西部地区に位置すると記者発表で話された。
3つの施設すべて23年に運営を開始し、合計容量は33メガワット(MW)だ。
アンダーソンの町近くに位置する最初のデータセンターは2月以降稼働していて、全容量は18MWだ。
3月から稼働している他の2つの施設はユニオンとロックハートの町の間に位置し、全容量は15MWだ。
さらに、22年10月、GDAはテキサス州で新しい40MWのデータセンターの着手を公式に発表した。
現在、BTCネットワークの合計ハッシュレートの2%以上を占める米拠点のデータセンターの「拡張の期間」にこの最新の発表があったと同社は話した。
拡張に同州を選んだ理由に関して、同採掘企業は以下のように述べた。
「サウスカロライナ州が豊富なクリーンエネルギー源を持っていることも同国の同地区に新しいデータセンターを開設する決定に影響を与えた」
アンダーソンのデータセンターは環境に優しい乾式配電変圧器を利用しているとGDAは話し、電力が必要なときに余剰電力を返却することで現地の配電網を強化するための「臨海資源」となると論じた。
別のデータセンターはロックハートパワーによる2つの水力発電プラントの近くに位置し、「同地区最大の再生可能でクリーンエネルギー供給のひとつ」と説明された。
新しい開設は「クリーンエネルギー源保有の拡張への 取り組みと完全に一致し」、「BTC採掘は環境・社会・ガバナンスに非常に優しいということを世界に示す」ことだとGDAのアンドレイ・キムCEO(最高経営責任者)は話した。
・現地コミュニティとの融合
現地コミュニティは同社を「経済のための機会として暖かく」受け入れたと北米責任者Ankit Joshi氏は話した。
それに関して言えば、GDAの目的は現地のサプライヤーや請負業者との仕事を通し、運営を完全に地域コミュニティと融合させることだと論じた。
アンダーソンの施設では、チームは北米に建設されたインフラ設備を利用し、捨て去られた織物倉庫を再利用していると話した。
また、他の2つのセンターの従業員の83%は現地で雇われた。
「サウスカロライナ州でのデータセンターのローンチのおかげで、約150の仕事が生み出され、そのうちの125は施設の設置を手伝った現地請負業者だ」
13年以来、GDAは北米、欧州、中央アジアに20以上の工業規模の採掘ファームを建設し、合計の電力容量は400MW以上だと自慢している。
オンラインに30万以上のマイナーをもたらしたと話した。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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