NZ暗号資産交換所Dassetが任意清算を開始、顧客の資産凍結
オークランド拠点の暗号資産(仮想通貨)交換所Dassetは何百人の顧客の資産へのアクセスを拒否し、清算を開始したようだ。
現地メディア「ヘラルド」の報道によれば、顧客は閉じ込められた資産を査定しようと必死で、同社は顧客の要求に応答していない。
激怒している約16人のDassetの顧客のオンライングループは3000ニュージーランドドルから4万ドルの資産が閉じ込められ、何人かは何カ月も出金を試みていると同出版社に話した。
同社のスティーブン・マッカスキルCEO(最高経営責任者)によれば、同交換所は現在のプロバイダーがサービスを停止した1月以降、代わりの銀行プロバイダーがいない。
「Dassetは1月以降、安定した銀行取引業務がない。銀行は暗号資産業界が好きではない。Dassetは任意清算を開始した」
報道によれば、Dassetの株主は8月7日に非公開の会議を行い、マッカスキル氏は株主の質問に答えることができなかった。この件に精通している情報源によれば、同交換所に任意清算人を任命する決議が可決された。
同交換所はまだウェブサイトやSNSで清算についての情報を更新しておらず、ユーザーは現在もDassetで新しいアカウントを開設することができる。
・清算人はDassetの資産の確保に焦点を当てる
監査企業グラントソントン・ニュージーランドのディビッド・ロスコー氏とラッセル・ムーア氏がDassetの清算人として任命された。同清算人によれば、「当面の焦点」はDassetの資産を確保、保護することだ。
Dassetは資産価値と取引量の著しい減少に遭い、利益が出るように取引する能力に影響を与えているとグラントソントンはウェブサイトに記載した。しかし、資産を確保する過程は「複雑」だとムーア氏は話した。
「第3社機関が関与し、約100種類の異なるデジタル資産が存在する。私たちが管理に取り組み、第3社機関が早急に問題の解決に取り組む。できるだけ定期的に株主に進展を通知する」
グラントソントンは今後数日で任命されたことについて顧客とサプライヤー全員に連絡を取ると話した。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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