アルゼンチン大統領選の有力候補者、CBDC立ち上げに言及
アルゼンチン大統領選の候補者は選ばれた際に中央銀行デジタル通貨(CBDC)をローンチすると言い、ビットコイン(BTC)を支持するドル化提唱者と衝突している。
メディアAmbitoによれば、同国の現経済相で10月の大統領選挙の候補者であるセルジオ・マッサ氏は生討論会でデジタルペソの製作を求めた。
同氏は以下のように話した。
「私たちはアルゼンチンのデジタル通貨をローンチする。すべてのアルゼンチン人のために、世界規模でやる」
ペソは経済を窮地に引きずり込んでいる長期にわたる超インフレに打ちのめされている。
マッサ氏の主な競争相手はBTC支持の大衆主義者ハビエル・ミレイ氏だ。
ブエノスアイレス・タイムズによれば、ミレイ氏の支持は34%で、マッサ氏は29%である。
8月の予備選挙では、マッサ氏は27%の票を集め、ミレイ氏が30.5%で勝った。
ミレイ氏とマッサ氏は10月22日の選挙に続き、決選投票に直面すると専門家は主張している。
経済相とは異なり、ミレイ氏はペソを廃止し、アルゼンチン経済をドル化することを提案している。
・アルゼンチンは米ドル、BTC、またはCBDCを採用するのか?
ミレイ氏は「ドルの誘惑」に負けているとマッサ氏は主張した。
同相は有権者に以下のように促した。
「愛国的であれ、私たちの通貨を守り、ドルの利用を促進するな!」
マッサ氏は次のように付け加えた。
「ミレイ氏はこれまでのところ世界でたったの3カ国、ジンバブエ、エルサルバドル、エクアドルだけが採用しているドル化モデルを提案している」
ミレイ氏はペソは政府の腐敗の手段になっていると主張している。
同氏のマニフェストは経済からペソを削除し、25年から26年までに完全に米ドルを採用する計画の概要を含んでいる。
政敵はドル化を「冗談」と言い、同氏にエルサルバドルのようなBTCの採用を考慮するように促している。
8月、ビットコイナーは中央銀行の形をしたピニャータをぶち壊すために生放送に出演したミレイ氏を見て喜んだ。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/argentinian-presidential-frontrunners-pit-btc-dollar-against-cbdc.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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