ソラナ、ドバイ最大の自由貿易エリア加入でWeb3導入を促進

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 レイヤー1ブロックチェーンのソラナを支える非営利団体ソラナ財団は、ドバイにおけるWeb3の価値を活用するため、UAE(アラブ首長国連邦)最大の自由貿易エリアであるDMCC(ドバイ・マルチ・コモディティーズ・センター)にエコシステムパートナーとして加入した。

 この提携により、ソラナはドバイのDMCC暗号資産(仮想通貨)コミュニティに技術およびビジネス開発のサポートを提供すること可能になる。

 この「DMCCクリプトセンター」は、550を超える急成長中の暗号資産企業を抱え、この地域最大の暗号資産・ブロックチェーン企業のエコシステムとなっている。

 ソラナ(SOL)の加入により、DMCC加入企業は世界有数のブロックチェーンのひとつであるソラナブロックチェーンを使ってコンセプトを開発し、プロジェクトを拡張する能力を高めることができる。ソラナは現在、94億ドル以上の時価総額を誇り、世界の暗号資産プロジェクトのトップ10に入っている。

 DMCCのアハメド・ビン・スライエムCEO(最高経営責任者)は、「この提携を通じて、自由貿易エリアはソラナエコシステムプロジェクトのセットアップとビジネスライセンスを無料で提供することになる」と述べた。

 「このような支援環境を提供することは、DMCCクリプトセンターの基本理念である。Web3企業にとって最もダイナミックで価値を生み出すエコシステムを開発し、MENA(中東・北アフリカ)地域最大の暗号資産、ブロックチェーン、Web3ビジネス拠点地となる」

 さらに、ソラナは、Web3の幅広いトピックに関するウェビナーや教育プログラムも提供する予定であるという。

 DMCCクリプトセンターに加入する他のパートナーには、バイビット、ハッケン、ブリンクなどがある。加入企業は、Web3やブロックチェーン技術、関連付加価値サービスを開発し、暗号資産ビジネスや起業家が必要とするあらゆるものを提供している。

 コインシェアーズのレポートによると、先週ソラナは22年3月以来最大となる2400万ドルの流入額を記録し、注目を集めていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/solana-joins-dubais-largest-free-trade-zone-to-foster-web-3-adoption.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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