中国デジタル人民元、台湾初国債サービスを達成

2023/11/08 10:44 cryptonews

　台湾拠点の企業がデジタル人民元債権の発行を成功させ、中国のデジタル人民元は歴史的な中央銀行デジタル通貨（ＣＢＤＣ）を達成した。

　廈門に拠点があり、台湾でも運営する中国本土の金融企業シャーメン・シャンユー・グループ（ＸＭＸＹＧ）が超短期間の国債サービスをローンチした。

　メディアは以下のように記載した。

　「この国債は（約６８００万ドル）の今までで最大規模の発行の同国初の中国・台湾間の統合されたデジタル（人民元）国債だ」

　発行の間に調達された資金は「発行企業のデジタル人民元ウォレットにまとめられ、資金の一部はＸＭＸＹＧの台湾（部門）が利用した」。

　Ａｎｕｅを通じ、Ｊｉｎｓｅによれば、国債発行は福建省拠点の主要中国国営銀行である興業銀行が「独占的に引き受けている」。

　同省は台湾に最も近い中国本土の省で、台湾海峡が東部に打ち寄せている。

　同省、他の中国本土、台湾間での取引交流は「中国・台湾間」関係として言及される。

・中国のデジタル人民元は「中国・台湾間」になったのか？

　国債から資金を調達するＸＭＸＹＧの「刷新的な」新しい方法は「デジタル（人民元）の採用計画をさらに強化している」と同メディアは報じた。

　発行は中国が「中国・台湾間の統合された発展を促進する」助けとなると同メディアは続けた。

　つい最近まで、デジタル人民元の国境を越えた認証は香港やマカオのような地域で試されていただけであった。

　しかし、中国の銀行と取引企業が現在、他の東アジア地域で足掛かりを作ることを検討し、過去数週間で大きく変わった。

　試みで、金融機関と業者による一帯一路ＣＢＤＣ採用の見解の検討、デジタル人民元による原油取引完了、シンガポールデジタル人民元の提携設立が見られた。

　大企業がコインの採用を急ぎ、１０月下旬、中国の自動車相乗り運営会社Ｄｉｄｉ　Ｃｈｕｘｉｎｇは顧客に新しい一連のデジタル人民元決済オプションを発表した。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

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