アニモカブランズ、日本のアニメ市場参入のためクール・キャッツと提携
香港を拠点とするアモニカブランズはウェブ3統合を通じて日本のアニメ市場に参入するため、日本法人および子会社のKLKTNがクール・キャッツ・グループと提携したと発表した。
アモニカブランズジャパンはこの提携の一環としてクール・キャッツの株式を取得したことを明らかにした。
さらに、アモニカ傘下のデジタル体験ブランドであるKLKTNは、クール・キャッツの3つのコレクションからNFT(非代替性トークン)を流通市場で購入した。
ライセンスされたアニメおよびウェブ3のIP(知的財産)に特化したKLKTNの仮想「分散型都市」であるサンフラントーキョーで、このNFT取得が行われた。
アモニカブランズジャパンの岩瀬大輔CEO(最高経営責任者)は、「この提携は単なる事業拡大ではない」と述べた。
「文化の交流や理解、そして日本のデジタルおよびアート分野をこれほど世界的に魅力あるものにしている本質に入り込むものだ。アモニカブランズジャパンはサンフラントーキョーと共に、クール・キャッツのIPが成長するためのさらなる機会を生み出すことを嬉しく思う」
この提携には、NFTの取得に加え、複数のイニシアチブが含まれている。
この3社はその1つとして、クール・キャッツの世界を有名な日本の漫画的伝統と融合させる「クール・キャッツ漫画」の製作を目指している。この漫画は、日本の漫画家によって描かれる予定だ。
●クール・キャッツが日本進出
この提携には、様々な経路を通じてクール・キャッツのブランドを日本で広げる狙いがある。
アモニカブランズとサンフラントーキョーは、クール・キャッツのIPの成長に取り組み、日本のエンタメ・IP分野の著名な組織と新たな関係を構築する予定だ。
この統合をさらに深めるため、クール・キャッツのIPの物語が仮想都市サンフラントーキョーに織り込まれる。
アモニカブランズの報道発表によると、このイニシアチブには、インタラクティブなeフィギュアのドロップが含まれ、日本の他の象徴的なIPのマーケティング活動と連携する予定だという。
サンフラントーキョーの共同設立者でKLKTNのCo-COO(共同最高執行責任者)であるデビッド・タン氏は、「クール・キャッツおよびアモニカブランズジャパンとの提携は、戦略的なだけでなく先見的だ」と述べた。
「私たちは、ウェブ3に必要とされている新たなレベルの提携を生み出すため、世界、スタイル、アイデア、産業、そして技術を集約している。日本とウェブ3のIPへの私たちの献身は揺るぎないものであり、アモニカ・ブランズ・ジャパンと共に、ウェブ3を前進させるためにたゆまぬ努力を続ける道を切り開いていく」
アモニカブランズは9月、ウェブ3IDプロジェクトのモカバースを拡大するため、2000万ドルを調達した。
ベンチャー・キャピタル企業のCMCCグローバルがこの資金調達を率い、キングスウェイ・キャピタル、リバティ・シティ・ベンチャーズ、ゲームファイ・ベンチャーズ、アレクサンダー・ラーセン氏(スカイ・メイビス創業者)、ギャビー・ディゾン氏(イールド・ギルド・ゲームズ創業者)、コダ・キャピタルの機関投資家などが出資した。
同社は、ビットコイン(BTC)ネットワーク上でメタバース・エコシステム・トークンを立ち上げる計画も発表している。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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